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デザインファームに向いている人、向いていない人

デザインファームに向いている人

デザインファームは、学校っぽくない学校です。よく言われる言葉に「なんか普通じゃない」「ちょっと変わってる」というのがありますが、授業に出席していたら単位がもらえるといった要素は全くないので、たしかに普通の学校とは違いますね。

そんなデザインファームは、今年で創立から32年。これまで多くの人を見てきましたが、デザインファームに向いている人にはある程度の傾向があります。

 

デザインファームに向いている人

デザインファームに向いているのは、こんな感じの人たちです。大体こういう傾向があります。

・建築が好きな人
建物や街並みに感動したり、「素敵」「カッコイイ!」と反応したり、ワクワクする人
住まいや暮らしに興味があり、「自分だったら…」「もっとこうしたい」など考えるのが好きな人

・ものを作るのが好きな人
自分で何かを生み出すのが好きな人
手を動かして何かを作るのが好きな人

・好きなものを「好き」と言える人
「私はこういうのが好き」「僕はこうしたい」など、素直に言える人
(自分が本当に心から好きなものを「好き」とはっきり言うのって、実は勇気がいるんです)

・自分の「好き」や「自分らしさ」を大切にできる人
自分の「好き」を大事にできる、創るプロセスにワクワクしたり楽しめる人

・「やってみよう!」と思える人
「やってみなければわからない、まずはやってみよう!」と思える人
例:「こんな空間がいいな」「こういう間取り、いいかも?」 → まずは模型を作ってみよう!など

・人に喜んでもらうのが好きな人
人に喜んでほしいという気持ちがあり、また「ありがとう」と言ってもらえるのが嬉しい人

 

デザインファームには向いていない人

一方で、デザインファームに向いていない人ははっきりしています。

・建築が好きではない人
デザインファームでは「自分は何が好きなのか?」を最も大事にするので、建築が好きじゃない人や興味がない人は続きません。

・「意匠設計」以外の仕事に就きたい人
カリキュラムが意匠設計(間取りやデザインを設計する)に特化しているため、「設備設計」や「構造設計」の分野に進みたい人には向きません。

・資格だけが目的の人
設計の実務に就くためのカリキュラムで資格取得用ではないため、資格だけがほしい人には向きません。

・自分自身に興味がない人や、自分の「好き」に向き合うのがめんどくさい人
建築が好きであっても、自分が創るものを「なぜ好きなのか?」「もっと良くするには?」「この魅力をどう伝えようか?」と掘り下げたり向き合うことがめんどくさい人には向きません。
例:「流行っているものを作ればいい」とか「前の課題と同じでいいや」とか「一つのパターンをただ繰り返せば、効率がいいしラクだよね」という人は、デザインファームには向きません。(ものづくりには向かないタイプです)

 

いかがでしょうか?
デザインファームではひとりひとりの「好き」と「らしさ」を何よりも大事にしているので、建築が好きで自分の「好き」を大切にする人はデザインファームに向いています。
「では、自分の場合は?」に答えを出すのはご自身です。おおよその目安になると思うので、参考にしていただければ嬉しいです。

 

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デザインファームに多いのはこんな人 -在校生&卒業生あるある-