デザインファームトップ > デザインファーム建築設計スタジオとは
デザインファーム建築設計スタジオは、建築意匠のプロ、世に言う「建築家」になるための学校です。設計事務所さながらの雰囲気は、学校というより「養成所」と言う方があっているかもしれません。
「建築意匠」とは、建物の間取りや外観など、建物全体のデザインのこと。そして建築意匠のプロである建築家の役割は、建物の設計を通じて、質の良い空間や暮らしの提案をすることです。
建築家になるためには、大学の建築学科や専門学校を出ている必要があると思われがちですが、意匠設計に必要な「技術・知識・考え方」を身につければ、未経験でも資格がなくても建築意匠の仕事に就くことができます。
デザインファームでは、建築意匠に特化した独自のカリキュラムと、現役の建築家たちによる実践的な指導により、意匠設計を専門とする設計事務所への就職、ひいては将来的に独立をめざすことも可能です。
数学が苦手でも、絵が不得意でも、30歳からでも、建築家になれる。
建築家になりたいあなたに必要なのは「建築が好き」、その気持ちだけです。
建築は「モノ」と「コト」をバランスよく設計することが大切です。
建物ができた時、住み始めた人は大抵「モノ」についての自慢をします。材料自慢だったり、職人技の自慢だったり、その建築にしかない特別なモノやカタチの自慢をするのです。
しかし、20年経ってまだ「モノ」について語る人は少ないでしょう。20年経って「いい家なの」と自慢する人は、そこで起きた出来事や家族の関係について(「コト」)を語ります。
建築家はその両方を実現してあげる仕事です。数十年経っても陳腐化しないその時代の本物のデザインでなければいけないし、クライアントと共感できる様々な出来事、そして出来事がつくる人と人の関係を作り出す建築であること。これを両立させるのが建築家の仕事です。
デザインファームには、入学試験がありません。
それには理由があります。
建築設計を志すすべての人はその人にしか創り出せない「建築のタネ」を胸の奥に秘めています。それを探し出して育て上げるのが「建築農場」デザインファーム。
たとえ試験でその人の長所や短所を見極めたとしても、そのことで建築設計の素質の優劣を決めることはできません。
「建築のタネ」が多種多様であるように、設計への取り組み方も十人十色。デザインファームでは、「あなたにとっての建築」「あなたの設計作法」を大事に育ててゆきます。
もし一つだけ私たちの学校に入学基準を設けるのなら、「建築が好き」という気持ち。それだけです。