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昼間部建築設計スタジオ

設計事務所で即戦力として働ける充実のカリキュラム
独立も見据えた建築家としての総合力を養える

昼間部クラスの特徴

特徴1 就職のその先、将来に活かせる力 独立を見据えた建築家としての総合力を養える

昼間部では設計事務所のスタッフとして必要な技術や知識にプラスして、1人の建築家として独立することを意識したカリキュラムを実施しています。
AIの台頭でそこそこの提案ならば誰にでもできる時代、クライアントから選んでもらうためには「あなたにしかできない、あなたらしい設計ができること」が重要です。
基礎的な設計力に加えて、時代の流れに影響を受けない自立した建築家になるために必要な「あなたらしさ」の表現方法を習得できるのが昼間部の特徴です。

特徴2 かける時間と密度が違う! すぐに仕事を任せたいと思われる設計力が身につく

2年間、建築にじっくりと向き合う昼間部は、課題数も1つの課題にかける時間も最も長いので密度の濃い設計ができ、設計事務所から「すぐに仕事を任せたい」と思われるほどハイレベルな設計力が身につきます。就職先の設計事務所を選ぶ際にも、より有利なスキルや、レベルの高いポートフォリオ(作品集)を得られるのが昼間部の特徴です。

特徴3 就活サポートも充実! 建築家から「採用目線」で作品のフィードバックが得られる

設計事務所への就職活動に欠かせないツールであるポートフォリオ(作品集)。昼間部では、2年間で設計した作品を卒業直前に就活用のポートフォリオにまとめます。
さらに、出来上がったポートフォリオを複数人の建築家の前で発表する模擬面接の機会を設け、就職活動に向けて「採用目線」でフィードバックしてもらうことができます。

特徴4 身を置けば自然にレベルアップできる環境 現役の建築家と日々接する設計事務所のような環境で学べる

授業は現役の建築家の講師と話し合いながら課題を進めるスタジオ形式。まるで設計事務所のような雰囲気です。昼間部は1週間、朝から夕方までより実践的な環境で学ぶことができる唯一のクラス。学生も建築家である講師もみんな一緒になって常に意見交換をしているので、身を置くだけで自然に設計もレベルアップしていきます。

昼間部2年⽣には専⽤の作業部屋を⽤意しています。1⼈ひとり専⽤のスペースがあるので、授業時間外も⾃由に集中して作業ができます。

昼間部はこんな人におすすめ

  • 建築設計を「一生の仕事」にしたい
  • 将来、独立して自分の設計事務所を持ちたい
  • 自分にあった設計事務所を選んで就職したい
  • どうせやるならとことん学びたい

昼間部の入学対象年齢について 18歳19歳特別枠あり

デザインファームは「20歳以上」であればどなたでも入学が可能ですが、「進学先で建築を学びたいけれど数学が苦手」「文系の大学生だけれどやっぱり建築をやりたい」そんな10代の方にも建築家の仕事を学べる場所を提供したいという思いから、昼間部のみ「18歳・19歳の特別枠」(※)を設けております。

18歳・19歳の特別枠をご利用の方は、入学申込み時に、簡単な面談をさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

※入学年度の4月時点での年齢が18歳または19歳の方

昼間部カリキュラム

デザインファームでは、クラスを問わず建築の「意匠設計に必要な部分」に絞ったカリキュラムを組んでいます。
昼間部は課題数が多いだけでなく、1つの課題に時間やエネルギーをたっぷりかけて取り組むクラスです。そのため、より実務に近いレベルのスキルを身につけることができます。また、就職活動の際にも、非常に質の高い作品を数多く持って臨むことができます。

基本練習

入学直後は、建築の基本的な図面の読み方、描き方、模型の作り方を学びます。基礎の基礎から丁寧に指導しますので全くの初心者でも大丈夫です。

課題内容
  • 図面の描き方・読み方
  • 模型の作り方
  • 基本設計演習1
  • 基本設計演習2

計画課題

模型や3Dなど立体を使った検討からプレゼンテーションまで、プロと同じ手順で住宅や公共施設などの建物を設計します。
最初は基本的な木造住宅から取り組み、店舗併用住宅、三世代が暮らす住み継ぐ家、集合住宅と、徐々に建物の規模や敷地の条件、施主の希望などがレベルアップしていきます。
また、通常の課題は建物全体をデザインする「基本設計」までを行いますが、昼間部では、実際に建てる際に必要な機能や詳細部分までデザインする「実施設計」を行う課題も取り入れています。

課題内容
  • 1年次
  • 設計演習1
  • 設計演習2
  • 設計演習3※
  • 設計演習4
  • 短期設計課題1
  • 短期設計課題2
  • 2年次
  • 設計演習5
  • 設計演習5ポートフォリオ制作
  • 設計演習6
  • 設計演習6ポートフォリオ制作
  • 設計演習7
  • 設計演習8(卒業設計)
  • 就職用ポートフォリオ制作

※技術課題で実施図面を作成します。

  • 1年次:設計演習1

  • 1年次:設計演習2

  • 1年次:設計演習3

  • 1年次:設計演習4

  • 1年次:設計演習4

  • 2年次:設計演習5

  • 2年次:設計演習5

  • 2年次:設計演習6

  • 2年次:設計演習6

  • 2年次:設計演習7

  • 2年次:設計演習7

  • 2年次:卒業設計

  • 2年次:卒業設計

  • 2年次:卒業設計

  • 2年次:卒業設計

  • 2年次:就職用ポートフォリオ

  • 2年次:就職用ポートフォリオ

2年間で培ったスキルを形に残す!卒業設計

昼間部は、2年次の終わりに卒業設計に取り組みます。2年間で培ったスキルや、設計者としての考えを全て出し切って設計するため、就職活動時に自分をアピールするためにも大きな意味を持つ課題です。

現役の建築家が「採用目線」で講評!ポートフォリオ制作
建築家による講評会

ポートフォリオを持っていないと設計事務所への就職活動はできません。どのクラスも各課題ごとにポートフォリオを作成しますが、授業の中で2年間設計した作品をまとめたポートフォリオを制作するのは昼間部だけ。完成後は多くの現役の建築家から採用の目線でアドバイスをもらうことができます。

技術課題

建築の技術的な手段を学びます。意匠設計で必要な内容に絞り、就職後すぐに設計事務所で仕事ができるレベルの知識とスキルを身につけます。
既製品を使わずオリジナルで設計することの多い意匠設計事務所では、決められた通りの図面を描くのではなく、どのように納めるかを自分で考えなければならない場面が多くあります。 そのため、建物を建てるための基本的な知識はもちろん、「調べてもわからない」「調べ方すらわからない」ような重要なこともしっかりと学びます。

課題内容
  • 1年次
  • 木造在来基本住宅(基本図面・構造図面・詳細図面)
  • 構造力学I
  • 立体図の描き方
  • 色彩演習
  • 建築材料
  • 西洋建築史・近代建築史
  • キャリア戦略I
  • 2年次
  • 木造2階建住宅図面一式・CAD※
  • 構造力学II
  • RC構造・RC詳細
  • 建築法規
  • 建築設備
  • 建築環境
  • 日本建築史
  • キャリア戦略II

※設計演習3の実施図面を作成します。

  • 木造在来基本住宅図面

  • 木造2階建住宅図面一式(CAD)

  • 木造在来基本住宅図面

面接で建築家をうならす最強のツール!2階建住宅実施図面一式

ポートフォリオとは別に、自分の設計した住宅の詳細部分を設計し、実施図面集としてまとめます。面接で「これは、実際に建てたの?」と聞かれるほど実務で描く図面に近いクオリティまで仕上げるので、すぐに仕事ができることをひと目で理解してもらえる就活の最強ツールにもなります。

昼間部在校生の声

入学前は年齢のことで悩んだけれど、30代でも全く問題なかった

昼間部1年生 K.Nさん(31歳)

もともとは医療系の仕事に就いていました。やりがいのある仕事ではありましたが自分に向いているかといったらそうではなく、資格も持っていましたが一生続けることは考えられませんでした。「せっかくなら自分の得意な分野で活躍したい」「その方が悔いが残らない」と思って、興味のあった建築に挑戦してみることにしました。

資格を持っているだけでは実務に直結しないことを前職で身にしみて感じていたのと、年齢のこともあってすぐに設計の仕事に就けるスキルを身につけたかったので、卒業後、意匠設計事務所の即戦力になれそうなデザインファームに入学しました。
夜間部とも迷いましたが、この2年を大切にしたかったので、より濃い時間が過ごせる昼間部を選びました。

実際に勉強してみて、「この分野(意匠設計)で正解だったな」と感じています。
自分でイチから家を創るということに本当にやりがいを感じますし、どの課題も今の自分の力を全力で出して設計できることがとても楽しいです。
入学前は年齢のことで悩みましたが、30代でも全く問題ありませんでした。

デザインファームでは自由に設計ができて、自分の発想が開ける感じがする

昼間部1年生 山本 大地さん(21歳)

小さい頃からものづくりが好きで、ブロックで何かを作ったり組み立てたりするのが大好きでした。高校で建築を学んでから建築の施工監理の仕事についたのですが、「やっぱり意匠設計がしたい」と思って学校を探して、デザインファームを見つけました。
デザインファームの強みは「建築家の設計事務所に就職できる」というところ。大学へ進学することも考えましたが、4年間通っても設計事務所に就職できるのは一握りだと知って、意匠設計に強みのあるデザインファームに決めました。

高校では建築士の試験対策としての設計はしていたけれど、デザインファームではもっと自由に設計ができて、自分の発想が開ける感じがします。いろいろな可能性があると知れてとても楽しいです。
先生方がみんなプロの建築家なので、良い意見がたくさん聞けるところも良いと思っています。
また、クラスメイトにもいろいろな年代の方がいるので、様々な意見が聞けるのも大きいです。

今のところはこの道で満足できそうな気がしている

昼間部2年生 山田健明さん(29歳)

小さい頃から建物や橋、トンネルなどの建造物が好きだったので、大学で土木を学んで大手のゼネコンに就職しました。土木は今でも好きなのですが、感覚的にこのままずっとこの仕事を続けるのは違うと感じていて、何をするかは決めていなかったのですが、年齢や家族のこともあり「何かを始めるなら今しかない」と思って一度会社を辞めることにしました。
「人の心に良い影響を与えられることがしたい」と考えて模索した結果、もともと建築が好きだったことと「間接的に人の心に影響が与えられるかもしれない」というところから建築に辿り着きました。
建築をやってみようと決めてからも、学校に通うか、働くかなどいろいろ迷いましたが、「視野を広く持ってから働きたい」と思ったこと、またデザインファームの学校説明会を聞いて内容に面白さを感じたので学校に通うことにしました。

自分の進む道として「建築」があっているのか、気持ちを確かめるつもりで入ったので、まだその答えは出ていませんが、今のところはこの道で満足できそうな気がしているので入学してよかったと思っています。

「せっかくなら思いっきりやった方が後悔しなさそう」と思ったのが入学の決め手

昼間部2年生 吉川瑞紀さん(30歳)

もともと商社で働いていたのですが、仕事にあまり面白みを感じられず、「やりがいはあるけど、これを一生続けていくのはどうなのかな」と考えて会社を辞めました。仕事で木材を扱っていたことから建築に興味を持っていて、「まだぎりぎり20代だし失敗してもなんとかなる」と思って、建築を勉強しようと決めました。
建築士の資格につながる学校なども考えたのですが、年齢のこともあり、実務寄りの勉強ができて、就職用のポートフォリオをちゃんと見てもらえるデザインファームの方が就職はしやすいのかなと思ったのと、説明会に参加してみて「(良い意味で)ちょっと変わっている学校だな」「せっかく自分で貯めたお金を使って通うならこれくらい変わっているところで思いっきりやった方が後悔しなさそう」と思ったのが入学の決め手となりました。

実際にやってみて、設計課題で「住む人がどうやって過ごしてくれるかな」「こうしたら気分良く過ごせるかな」と考えるのが楽しいしおもしろいです。
最初は、デザインのセンスや才能がないと無理なのかも、という不安もあったのですが、今はそういったものがなくてもできることがわかり、前より不安は無くなりました。
クラスには自分と全然違う考え方の人や、自分より引き出しが多い人もたくさんいるので、知らない間に自分の中でもちょっとずつ設計の引き出しが増えてきました。最初に比べると、こうしようああしようと考えられることが増えてきて、悩むことも増えたけど楽しいです。

昼間部募集要項・授業料(2025年度)

定員 12名
入学資格 20歳以上
※建築経験の有無、学歴は問いません
※18歳、19歳の方向けの特別枠あり(定員若干名・要面談/昼間部限定)
授業期間 2年間
開講日 2025年4月
授業時間 月曜日〜金曜日 10:00〜16:00(年間授業週:38週)
授業料 1年次:132万円(税込)
2年次:132万円(税込)
※入学金はありません
・授業料 分割納入のご案内
入学申込み受付期間 2024年9月1日〜2025年3月31日(消印有効)
※入学試験はありません
※定員になり次第、締め切ります
2025年度 入学申込み
「建築家になる」と「資格をとる」は別です