「昼間部」の学生たちの日常をお届けする、第2弾です。
デザインファームの中で一番建築に触れる時間が長い「建築家に一番近いクラス」の人たちは、一体どんな日常を過ごしているのでしょう?そんな普段の様子を、日々最も近いところで見守っている専任講師のレポートでご覧ください。
夏休みが終わり、2学期が始まった9月上旬の一日です。
この日の1年生は、午前中に新しい設計課題『工房付き住宅』の出題(課題説明)でした。新しい課題ってワクワクしますよね。
出題が終わったら、みんなで実際の敷地を見学しに行っていましたよ。お天気が良くて何よりです!
一方その頃、2年生は・・・
設計課題『6世帯の集合住宅』の発表が迫っているので、みんな作業部屋の自分のデスクで作業をしていました。
黙々と作業をする人もいれば、クラスメイトと「あーだこーだ」とやってる人も。机の上もてんやわんや。発表前って感じですね。(笑)
さて、敷地見学から帰ってきた1年生は、早速サイトアナリシス(敷地分析)をしたり、ゾーニングをしたり、ディスカッションをしたり・・・
これからどんな作品ができるか楽しみですね!
そんなこんなしていると、あっという間にお昼の時間。建築学生はどんなものをお昼に食べているのかというと・・・
デザインファームのお昼休みは12:30-13:30の1時間。
今年の1年生は持参派が多いですね。可愛いお弁当だったり、昨日の残り物だったり、中にはデカおにぎり1個(!)という人も。(中の具は毎日違うらしく、この日は焼肉だそうです 笑)
ちなみに、お弁当を温める時は時短のためにみんなで一緒にチンするんですって。仲良しですね。食べ終わったら給湯室で洗い物もできちゃいます。
2年生は買い弁派の方が多いのかな?時間のあるなしやお財布事情によって・・・という感じのようです。
学校の近くにはお惣菜が激安のスーパーがあったり、お肉屋さんの安くて美味しいお弁当もあるので、発表前の余裕がない時は助かりますね!
さて、午後の授業です!
この日は1年生も2年生も、午前中の課題を引き続きやっていました。講義の授業以外は比較的自由にエスキース(検討)しているんです。
あんまり学校っぽくない雰囲気なのがデザインファームの特徴です。(昼間部は特にそうですね)この時はみんなでディスカッションしてましたよ。
ちなみに午前と午後で違う授業の日も、もちろんあります。
これは、1,2年生合同授業『相棒の空間』という課題でのひとコマ。
1年生と2年生でペアを組み、お互いに相手のための空間を設計します。
こちらは『工房付き住宅』の中間発表の風景です。クラスメイトからフィードバックをもらいます。貴重な機会ですね。
さて。この日、2年生はお腹いっぱいで眠くなったのか、仮眠をとってる人も。(笑)
(おい、がんばれっ!!!)と心の中で応援してました!(笑)
午後の授業が終わるとバイトがある人はサッと帰っていくんですが、この日は何やら人が多いなぁと思っていたら・・・
卒業生たちが来て、在校生たちに3DCADの使い方をレクチャーしてくれていました!みんな授業終わりなのに、熱心だなぁ。
昼間部は学校にいる時間が長いので、他学年や、顔を出しに来てくれる卒業生とも親しくなりやすいんですよね。そういう意味では、こういう学生同士の放課後教室は昼間部ならでは、ですね!
以上、ゆるっと昼間部の日常をお届けしました!(渡辺)
第1弾はこちらです↓