卒業生トークイベント「27歳から建築家をめざす方法 -“好き”は仕事にできる-」が、2014年1月26日(日)に開催されました。
“27歳”といえば、デザインファームの学生の平均年齢ですが、30代を目の前にして誰もが自分の人生を真剣に考える年齢でもありますね。
会場となった教室には30名以上の方々が集まり、みなさん熱心に卒業生の話を聴いてくださいました。
今回のゲストは、それぞれ27歳(26歳)のときに建築家をめざして最初の一歩を踏み出し、現在は設計事務所で活躍しているOBです。
「この仕事を一生続けていくのか?」「なんだか物足りない・・・」と感じていたという話から、小さなきっかけから建築に興味を持った話、やりたいことが見つかった喜び、年齢への不安、仕事と学校との両立の大変さ、お互いに切磋琢磨できた仲間の存在、そして社会人としての経験を武器に人脈がカギとなって就職した話など、27歳の頃から現在までの思いをそれぞれが話してくれました。
他にも、「絶対にこの道で食っていくぞ!」と強い決意を込めた話や、初めての引き渡しのときに感動した話、何年経っても感動するというボスの声を聞いて「いい仕事だな」と思った話、独立して毎日のすべてが建築につながる生活になったという話など、好きなことを仕事にした生き方、そして“建築家”という職業を選んだひとたちの価値観や人生観なども見えてきて、それはとても素敵な生き方に思えました。
ゲストの3人とも、「27歳の頃の自分よりも、現在の自分がいい」と答えていたのがとても印象的でした。
これからのますますの活躍を楽しみにしています。
お越しくださったみなさん、そしてゲストOBのみなさん、本当にありがとうございました!