学校説明会でよく「家でどのくらい作業する時間がありますか?」「みなさんいつ課題の作業をしているのですか?」というご質問をいただきます。
特に、仕事をしながら学校に通っている夜間部や土曜部の学生たちが、どんなスケジュールで課題をこなしているのかは気になるところですよね。
今回は、夜間部、土曜部の学生さんたちに聞いた1週間のスケジュールを大公開!
授業時間の他に、自宅作業の時間をどうやって作って仕事と両立しているのかに注目してみてください。
土曜部(2年生) Cさんの1週間スケジュール
土曜部に通うCさんは、毎日仕事の後にも作業時間を作っているようです。1日に作業する時間は短いですが、毎日少しずつ時間をとって課題を進めているのですね。日曜日の日中はしっかりオフの時間も作ってリフレッシュしているみたいです。
土曜部(2年生) Dさんの1週間スケジュール
平日は残業が多くあまり作業時間が取れないというDさん。土日の休日にまとめて作業時間を作っているようです。
土日の出張で授業に参加できない時は、夜間部に振替出席することも多いよう。学校に通っていることを職場の方にも伝えてあるので、振替出席の時も仕事を早めに切り上げやすいそうです。振替出席はいつでも何度でも自由なので、制度をうまく利用されていますね。
夜間部(2年生) Eさんの1週間スケジュール
Eさんは仕事の休みが火曜日と日曜日ということで夜間部に通っています。
こちらのスケジュールは課題の発表前で比較的忙しい時のものだそうですが、しっかり休む時間も設けて効率よく予定を立てているようです。入学当初は休日が金曜日と日曜日だったそうで、その時は月・木の授業の間にまとまった時間がとれず、課題を進めるのが大変だったそう。
夜間部 (2年生)Fさんの1週間スケジュール
Fさんは仕事の休みは土日ですが夜間部に通っています。
その理由は、土日にまとまった作業時間を確保しやすいと考えたからだそう。夜間部は土曜日にお仕事がある方が多いですが、Dさんのような時間の使い方ができるのもメリットです。実際入学してみて、夜間部にして良かったと思っているそう。この考え方にはスタッフも目から鱗でした!
いかがでしたか?
みなさんそれぞれ自分の仕事の都合や、やりやすい方法を考えて工夫して時間を作っているようでした。
ちなみに「自宅作業」で学生が何をしているのかというと、授業時間に終わらなかった技術課題の図面を描いたり、計画課題の設計内容を考えたり模型を作ったりしています。
特に発表講評会の前は、設計の最終調整やプレゼン用の模型の制作など、自分が納得いくまで作業をするので、普段よりたくさん作業時間をとる傾向があるようです。
各授業で毎回宿題が出されるわけではないですし、夏休みなどの長期休みも設けています。
2年間ずっとスケジュールが詰まっているということではないのですが、設計内容がなかなかまとまらなかったり、模型をもっと綺麗に作りたくなったり、みなさん向上心が高いのでついつい徹夜してしまうなんてことも多いようです。
今回はほんの一部の例でしたが、ぜひこれから学ぼうと思っている方の参考になれば嬉しいです。