1月11日、成人の日。祝日ですが、夜間の講評会がありました。2階建て住宅の講評会です。
これは、昨年11月から始まった設計課題で、年を越えての講評会。結論から言って、すばらしい内容の講評会
でした。冬休みをフル活用したのでしょう、どの作品も力の入った出来栄え。2つ目の二階建て住宅の設計とも
あって、1階から2階へのつながりがとてもよく考えられています。
そして、梅沢先生いわく、『 これがやりたい!という気持ちが、きちんと形になっている。』 これ、とっても
大切なことですよね。そして、同じ週の土曜日、1月16日には、同じ課題の土曜部の講評会。午後1時からの授業
なのですが、授業が始まった時点では5人ぐらいしか集まっていなくて、 「あれ・・・?」 。ところが2時からの
講評会にあわせて続々と学生さんが集まってきました。きっと、前の晩から出かけるぎりぎりまで作業していたの
でしょう。
こちらも、夜間部に勝るとも劣らない作品群。みんな熱の入った発表です。自分が考えたこと・やりたいと思った
こと・大切にしたこと、模型をつかって、図面を使って説明します。予定していた授業の終了時間を大きく越えて
しまいましたが、それだけしっかり発表をした、ということなのではないでしょうか。今回の課題、夜間・土曜部
どちらにも共通していえることなのですが、どの作品もとても密度の高い内容に仕上がったように思います。
なかなか作業時間を取れない夜間部、土曜部の学生さんなのですが、相当がんばったんだと思います。
そのせいでしょうか、どことなく、発表する人の表情に課題をやりきったという自信がみなぎっている、
そんな素敵な発表会でした。
(木戸 彩子)