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卒業設計をやる意味

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「卒業設計」って?

その名の通り、建築学生が卒業時に設計する学生最後の課題です。
一般的には卒業時の課題といえば「卒業論文」の方が馴染みが深いかもしれませんね。卒業設計は卒論と同じように、これまで学んできたこと、研究してきたことの集大成を表現する課題です。
 
設計事務所への就職、建築家として独立することを第一目標とするデザインファーム建築設計スタジオでは、昼間部の学生が2年間の最後に取り組むことになっています。

卒業設計をやる意味
 
入学後、平屋の戸建住宅からはじまり、二世帯住宅、集合住宅、美術館と徐々に課題の設定が複雑になってきます。そして、卒業設計では200世帯の集合住宅や学生寮、他にも自分の希望する規模の大きな建物や街並みをテーマとし、そのテーマに対しての自分なりの考えを設計として表現していきます。

ここで、設計事務所に就職するのに、集合住宅や美術館の設計が必要なのか?という疑問が沸いてくるかもしれません。
 
デザインファームの学生の就職先として多いアトリエ設計事務所は、個人の住宅を設計しているところが圧倒的に多く、就職してすぐに設計を任されるわけでもありません。最初は図面を描く作業、模型を作る作業、確認申請や現場監理などを担当することがほとんどです。
 
それでも、学生時代に大きな規模の設計をしておくことは必要です。
なぜなら、規模が大きくなればなるほど、「建築家としての社会に対する自分のスタンス」を考えなければならないからです。
 
200世帯もの集合住宅や大きな学生寮を設計すれば、当然街並みを変えることになります。そこでは、街と人、人と人の関係を考えなければなりません。
そして、これまで生きてきて自分が感じてきたこと、建築を学んできて得た「建築が作りだせる出来事」の作り方、を総合的に形として表現することができます。
 
将来、一人の建築家として独立するときに、この「建築家としてのスタンス」が非常に重要になってきます。
この人はどんな考え方をしているのか?そのためにどんな形を作る人なのか?お客様は、それを見て建築家を選びます。
就職してからも、もちろんそのスタンスを徐々に築いていくことにはなりますが、その基礎を固めるのが卒業設計。
学生最後の作品であり、建築家としてのスタートの作品でもあるとデザインファームでは考えています。
 
だから、独立をめざす昼間部では卒業設計に取り組むのです。
 

辛いけど楽しい卒業設計
 
卒業設計は設計にかける時間も作業量も増えて、考えることがたくさんあります。模型も巨大で発表会に間に合わせるのが大変だし、多くのことを考えてきただけに発表でそれをうまく伝えるのも難しい。途中で辛いと感じることもあるかもしれません。
けれど、この卒業設計でやりたいことを出し切って、プロの世界へ巣立ってほしい、そんな想いで講師たちも一生懸命学生と作品に向き合っています。
最後は「やりきった!楽しかった!」と思ってもらえるよう、講師スタッフはサポートしながら、みんなにエールを送りたいとおもいます。
 
今年の昼間部卒業設計発表講評会は下記の日程で開催いたします。
一般の方も見学自由となっておりますので、どうぞお気軽にご来校ください。お待ちしております。
(田中)
 
デザインファーム建築設計スタジオ
2015年度昼間部 卒業設計発表講評会
 
日時:2016年2月19日(金)10:00~17:00頃
※開始時間、終了時間は目安です。
※入退場自由、予約不要です。
場所:デザインファーム建築設計スタジオ2F
東京都中野区新井1-6-5 エサレス中野2F
 

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