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特集・建築家になるには

vol.1 建築業界のしくみ

今回の特集記事では、建築家になるための第一歩として、建築業界のしくみと、その中での建築家の役割を解説していきます。

建築業界は「考える:設計」「作る:施工」「売る:販売」と大きく分けて3つの分野に分かれています。それぞれを専門に行っている企業もあれば、設計も施工も販売もやるという企業もあり混同してしまいがちです。全てを同じ会社で行っている場合もありますが、どの分野を中心に運営しているかで、同じ職種(例えば「設計職」)でも仕事内容が全く違うということもあります。自分が将来どんな仕事をしていきたいかを考えるためにも、業界の仕組みをよく理解しておくことが重要です。

建築家の仕事は、建築業界の中では「考える:設計」の分野にあたりますが、その中にはさらに、建物の強度や耐久性を算出・調整する「構造設計」、設備機器の選定や計算をする「設備設計」、そして建物を統括的にデザインする「意匠設計」とさらに細かく仕事の内容が分かれています。

意匠設計者(建築家)、構造設計者、設備設計者がそれぞれ専門分野の設計業務を行うことで「質の良い空間」を生み出すのが建築設計の仕事です。その中でも意匠設計者は、クライアントの希望をヒアリングし、そこに住む人や使う人がどのような体験をするのかを考え、その上で構造設計者や設備設計者の意見を取り入れ、建物全体を設計する「デザイナー」としての役割を担っています。
そしてデザインファームでは、この「意匠設計=建築設計のプロフェッショナル」、世にいう「建築家」になるためのカリキュラムを組んでいます。

このように建築に関わる仕事は様々な種類があり、働く場所によって仕事内容も異なります。自分がどの分野の仕事に興味があるのか、まずはここから考えてみるのがおすすめです。

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