2023年度の授業もいよいよ大詰めです。
各クラス、各学年、この1年または2年間の成果を形にする時期がやってきました。
昼間部2年生は、2年間の集大成である卒業設計を完成させ、発表講評会を行いました。
秋ごろからテーマ決めをはじめて、少しずつ形にしてきた卒業設計。
集合住宅から派生して小さな町を設計した方、町を巻き込んだ新しい小学校を設計した方、子ども目線にこだわった集合住宅を設計した方など、それぞれがこの2年間で考えてきたこと、設計者として表現したいことを思う存分建築にした、力作が揃いました。
この日は、非常勤講師の先生方も勢揃いして講評してくださいました。
「講評」と聞くと厳しい意見ばかりが飛び交うのでは、とイメージされる方も多いかもしれませんが、デザインファームの先生方は「設計者がどういう思いでこの建築を設計したのか」その背景を理解して、「この作品の魅力をどうしたらもっとよく見せられるのか」そういった目線で講評してくださいます。
前日まで徹夜で準備していた2年生たち。プレゼンの準備もしっかりしていたようですが、いざ先生方の前に立つと緊張感が漂います。ただ、厳しくも温かい先生方からの質疑で途中和みながら進んだ講評会でした。
2年生のみなさん、本当にお疲れ様でした!!どの作品も「らしさ」が詰まっていてとても素晴らしかったです。
この後は、すぐに卒業設計を含めた2年間の作品を就職活動用のポートフォリオにまとめ、また非常勤講師の先生、そして外部の建築家の方々に「採用の目線」で講評していただく会が待っています。
プロの世界に向けて、あと少し!
あと一踏ん張り、頑張ってくださいね。講師スタッフ一同でサポートします!