夏休みが終了し、各クラス2学期の授業が開始しました。
始まって早々ではありますが、昼間部は1年生2年生ともに、夏休み前から取り組んでいた設計課題の発表講評会を開催。
今日はその様子をお伝えしたいと思います。
最初に発表を行ったのは昼間部1年生です。
今回の課題は、木造2階建て住宅。
これまでの課題は間取りが決まっているなど考える範囲が限定的でしたが、この課題から一気に設計の自由度が広がりました。
家族の条件も最低限しか設定されていないため、自分でイメージしてどのような家族がどのような暮らしをするのか、そこまで考えます。
外観も、部屋の構成も、屋根の形も全て自由。
みなさんの「やりたいこと」がふんだんに詰め込まれた作品が出来上がっていました。
初めての自由な設計課題ということで荒削りな部分はもちろんありますが、ここからまた様々な課題を通してステップアップしていただけると良いなと思います。
次に2年生の課題発表です。
2年生は「図書館」か「小さな集合住宅」のどちらかを選ぶ選択課題でした。
戸建て以外の設計課題はこれが初めてです。
家族内の関係性を考えていたところから、今回は公共建築として人と人の関係をどう作るか、家族と家族の関係をどう考えるか、町とのつながり、設計者としての提案など、少し大きなテーマになったことで苦戦した方もいたようです。
この後、2年生は今回の作品を就職活動用のポートフォリオにまとめます。
そして、それが終わるといよいよ卒業設計の取り組みが少しずつはじまります。
夏休みに、学生設計展の開催やオープンデスクやオープンハウスなどに出かけて積極的に活動している今年の学生さんたち。
2学期もじっくり力をつけていってくださいね。