先日、昼間部2年生の設計課題発表講評会を行いました。
今日はその様子を少しお届けしようと思います。
今回の課題のテーマは「二世帯住宅」または「シェアオフィス」。
各自、どちらかを選んで取り組んだ課題でした。
二世帯住宅は、老夫婦と孫含む娘家族の二世帯が住む住宅を、傾斜地という少し特殊な敷地に計画するという課題で、これまでよりも考えなければいけないポイントが増えた課題でした。
家族間の関係、そして敷地の特性をどのように活かすか。それぞれ設計者としての考えを建築という形に表したものを発表しました。
二世帯ということで、誰の目線で設計したのかという部分にも個性が表れていたのが印象的でした。
子どもの目線で設計した人、親世帯の目線で設計した人、それぞれの立場で「心地よい」と感じる家族の関係性をよく検討したようでした。
デザインファームでは基本的に模型を使って設計検討、作品発表を行いますが、模型で表しきれない部分はSkechUpなどを使って3Dで表現する方も。
シェアオフィスは、数名の建築家とデザイナーたちのオフィス兼シェアハウスという設定の課題です。
規模が今までの課題よりも少し大きく住宅以外の用途が入ってくるため、地域との関係性も考えた計画が必要となってくる課題でした。
コロナの影響で講師とのエスキースのやり方などが変わる中、しっかりとステップを踏んで課題を仕上げてきた2年性のみなさん、本当にお疲れ様でした!