緊急事態宣言が解除され、感染症対策をとった教室で先日新学期がようやくスタートしました。
5月中は教室に集まることができなかったため、デザインファーム史上初の「オンライン授業」を開催!
創立から30年近く経つデザインファームですが、このような試みは初めてです。
今日は、そのオンライン授業の様子を少しだけお届けします。
入学したばかりの新入生向けには、主にスライドの授業を開催。
校長の牧野による世界の建築や街並みのスライドをはじめ、非常勤講師の先生方の作品紹介などをたっぷりお届けしました。
普段は、なかなか全クラスの学生さんがそろってこのような授業を行うことができないので非常に貴重な機会でした。
素敵な空間をたくさん見ることができたので、新入生の皆さんも「早く自分もこんな建築を設計したい!」とモチベーションが上がったのではないでしょうか。
2年生は、設計課題の出題があり、グループに分かれて設計の進み具合を相談する「エスキース」をオンラインで行いました。
普段教室の中で行っている授業をオンラインでやるというのはこれまた新鮮な雰囲気ですが
みなさん検討中のスケッチや模型、3Dなどを共有しながらスムーズに先生とのエスキースを進めていました。
オンライン授業でしっかりアイドリングをしていただき、いよいよこれからが本番!
教室での新学期初日、学生さんの中に「このようなタイミングで建築を学ぶのはある意味ラッキーだったと思います」
と言っていた方がいたのが印象的でした。
新型コロナの影響で、これまで少しずつ変わりつつあった価値観が大きく変わりました。
住まいや空間に対する意識もこれからどんどん変わっていくのでしょう。
時代の変わり目で建築家になっていくみなさんが、これからどんな建築を創造していくのか、とても楽しみになってきました。
また今後も授業の様子をお伝えします。お楽しみに!
(田中)