皆さん、こんにちは。
デザインファームの夏休み期間も半分過ぎました。
では前回に引き続き、体験授業「設計って何?ーまど編①」の内容をご紹介しましょう。
「まど」 って、家にいても街を歩いていても、皆さん毎日必ず目にするものですよね?
「まど」 はそれぐらいありふれたモノなので、かえってあまり注目されないのかもしれません。
でも 「目は心の窓」 という言葉がある様に、「まど」 (開口部)は建物にとって「目」であり、
その建物の人格ならぬ性格、品性が表れてしまう、とても重要なモノなのです!
世界で最も有名な住宅の一つ、ノーマン・フィッシャー邸ですね。 設計はルイス・カーン。
端正な幾何学的構成のなかにも、ヒューマンな優しさが感じられます。
こちらは、マルコ・デ・カナヴェーゼスの教会です。設計はアルヴァロ・シザ。
天井に導かれた光が豊かな陰影を描き、あたかも大空と雲のように見えませんか?
天上の世界。ではなく、今生の世界における自然の崇高さ、美しさを表現することによって、
神の家としての教会堂ではなく、ここに集う人々のために生み出された人間味あふれる教会堂ですね。
体験授業では実際に 「まど」 がどのような機能を果たしているのかを様々な実例を紹介しながら、
やさしく解説していきます。
例えば、
「まど」の位置を変化させるとどんな効果があるのでしょうか?
また、
「まど」 と 「うち」 と 「そと」 との関係ってどうなっているんでしょう?
などなど、イラストもたくさん使ってわかりやすく説明しますので、まったくの建築初心者でも大丈夫ですよ!
興味を持たれた皆さん、ぜひ参加してみませんか?
担当講師はシルベストリ彩子先生です。
気軽にどんどん質問してくださいね。(建築のこと以外でもOK!)
体験授業に参加された後、
「街を歩いていると 「まど」 が気になって気になって、仕方がなくなってしまったんですけど〜・・・。」
などという苦情は、一切受け付けませんので、あしからず!(笑)
では、皆さんの参加をお待ちしています!
(石塚 正之)