初めての発表から約1か月、2回目の設計課題を取り組んできました。
本日はその発表です。
『2階建て木造住宅 甘栗小太郎邸』
この課題は、大枠の平面プランが既に決まっています。
では、何を設計するのか?何が目的なのか?
今回は、各部屋の細かいレイアウト、窓・出入り口の開口部を決め、家具の配置を考えていく課題です。
諸所の寸法の知識、スケールの感覚を養い、機能性を考えたすなわち 「ちゃんと暮らせる家」 を設計
すること。造形的な工夫は、まだできません。
でも、同じプランのはずなのに、不思議と皆全く違う家になってくるのです。
開口部の開け方一つで変わってきます。
例えば、リビングにおいて、庭に出るための開口部なのか、眺めるためのものなのか。
そうすると、ソファは庭に向くのか?では、テレビはどこに置こう?・・・と色々考えられますよね。
部屋を広く使う、細かく分ける、作り付け家具なのか移動できる家具なのか。
ひとつひとつを丁寧にきちんと考えることは、この先の自由に設計していく上でとても大切です。
今回は、2年生にも発表を見学してもらいました。先輩にみられると、だいぶ緊張が増しますね・・・
前回同様、用意するものは平面図、断面図、立面図、完成模型です。
自分の作品を人に伝えるために、図面に色や、記号などを使って説明している人もいますね。
イメージしていることがわかりやくとてもいいですね。
自分が考えていることを、どのように相手に伝えるのか。ということも、一緒に考えていきましょう。
今回で、基本練習はおしまい。
さて、次回はいよいよ自由に設計ができます。
皆さん一人一人の世界観がみられるでしょうか。
楽しみですね!