2020年の授業もあと数日となりました。
年度初めは緊急事態宣言の影響でスタートが1ヶ月程度遅れてしまい、さらにスタート後も初めての試みとなるオンライン授業を中心とした体制をとりながら駆け抜けた半年間となりました。
そんな混乱の中でも、学生の皆さんはしっかりと課題をこなし、着実に建築家への道を歩んでいます。
ここで、この半年の学生さんたちの作品を振り返ってみたいと思います。
まずは、昼間部のみなさんの設計作品からお届けします!
昼間部1年生
●0課題【小さなカフェをつくる】
建築初心者として入学したみなさん。
図面の描き方や模型の基本練習を経て、最初に設計したのが小さなカフェです。
設計のいろはの前に、自分のやりたい!という気持ちを思う存分表現してもらいました。
中にはこんな大作を設計した方も。
●住宅設計1【甘栗太郎邸】
そして、いよいよ本格的な住宅の設計に着手!
「甘栗太郎邸」は、デザインファームの伝統的な最初の設計課題です。
不思議な名前の由来は…ぜひご来校の際に聞いてみてください。
●住宅設計2
実は1つめの住宅は間取りが大まかに決まった中で設計をする課題でした。
この課題からは自由度が一気に上がり、施主のキャラクターから自分で設定し、暮らしや家族、住まい方など「私はこういう設計がしたかったんだ!」ということを表現してもらいました。
そして現在は、実在する敷地に2階建住宅を設計しています。
昼間部2年生
●コートハウス ポートフォリオ
2年生は、設計事務所への就職活動に向けて、ポートフォリオの制作にも着手していきました。
1学期は、1年生の最後に設計したコートハウスのポートフォリオを発表。
自分の設計を「伝える」スキルもアップしていきます。
●2世帯住宅・シェアハウス
設計課題もより設定が複雑なものになってきました。
ここでは「2世帯住宅」か「シェアハウス」のどちらかを選んで取り組むことに。
家族同士の関係、または住む人と街との関係、そんなことを深く考えながらみなさん設計を進めていました。
言わずもがな、2年生にもなると模型のレベルも格段にアップしますね!
●集合住宅
そして1学期の後半から2学期にかけては、6世帯の集合住宅に取り組みました。
これまでとの最大の違いは「集って住う」という設定。「住まう」ことについて、今一度見つめ直す課題となりました。
現在2年生は、2年間の集大成である卒業設計に取り組んでいるところです。
授業体制の変更など、学生のみなさんにはご不便もおかけしたかと思いますが、そんな中でもみなさんしっかりと着実にレベルアップしています。
3学期もさらなる飛躍を楽しみにしています!!