卒業生インタビューvol.34 有野 訓子さん | デザインファーム | デザインファーム建築設計スタジオ

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デザインファーム卒業生 有野 訓子さん

卒業生インタビュー vol.34

有野 訓子さん(39歳)
土曜部建築設計スタジオ卒業
勤務先:ギルド・デザイン一級建築士事務所
入学前:会社員

ギルド・デザイン一級建築士事務所に勤める有野さんにお話を伺いました。

【デザインファーム(以下、DF)】
現在はどんなお仕事をされていますか?

【有野さん(以下、有野)】
流山市にある住宅の設計補助の仕事をしています。まだ基本図の段階ですが、図面を描いてはボスから指示をもらって修正をしている状態です。それから、年末に向けて、年賀状の作成など事務仕事もこなしています。

【DF】
建築設計の仕事を目指そうとしたきっかけを教えてください。

【有野】
自分の引越しの機会に、いろんなモデルルームやインテリアショップを見ていくうちに”生活空間“に興味を持ったことと、ものづくりの仕事が楽しそうだったからです。

【DF】
デザインファームで学んだことは?

【有野】
模型の作り方、図面の引き方、名建築と言われているものの見方、です。授業外でもクラスメート達と都内近郊のいろんな名建物を見に行ったりして、それまでは何がすごいのかまるで分からなかったような建物も、だからすごかったのか!とか、この階段の曲線がすごくキレイでこの空間に効いてる!などとだんだん気付くようになったりしたときはちょっと嬉しくなりました。有名建築でなくとも建物を見る楽しみの幅が広がった気がします。授業で説明された通りでなくても全然いいので自分なりの善し悪しの感覚を育てる事も大事かと思います。

【DF】
どのような就職活動をされましたか?

【有野】
年齢的にも今転職をしなかったらもうできないだろう、という思いもあり、2年生になってすぐに前職を辞め、就職活動を始めました。6月以降は週一回の土曜部の授業以外は、かなり自由に時間を使うことができるようになりオープンデスクにも行けるようになりました。ちょうど、その時に学校のイベント「OBは語る」で先輩の話を聞く機会があり、「私も設計事務所で働きたい!」という気持ちがいっそう強くなったのも真剣に就職活動に取り組むきっかけになりました。
具体的に何をしたかというと、気になる設計事務所があれば、メールでコンタクトを取ったり、オープンハウスなどに出かけたり、色々な集まりに積極的に顔を出すようにしたり、できることから始めました。活動をすることで、実際に就職には繋がらなかったこともありますが、色々な人と知り合いになれた事はとてもよかったと思います。
職探しに関しては、アトリエでの仕事にこだわらず、「仕事が面白そう」、「お給料が安定している」、滑り止めで「派遣」と3段階で就職先を検討しました。色々考えた末、将来後悔をしないためにも、「面白そうな仕事、自分がやりたい、と思う仕事」を選びました。やりたいことをやる、という気持ちに最後は踏み切りました。

【DF】
有野さんはご結婚されていますが、有野さんのご決断に対してご家族はどのようにおっしゃっていましたか?

【有野】
結婚して13年になるのですが、夫には今回の転職の際にもいろいろ相談をしてきました。長い時間を過ごしている人なので、自分のやりたいと思っていることや、悩んでいることを一番よく分かってくれている人でもあります。最終的に今の事務所に就職を決める際も「やりたいことをやった方がいい」といってくれた一言が背中を押してくれたように思います。

【DF】
プロとしての今後の目標を教えてください。

【有野】
今はまだ、わからないことばかりで、毎日ハードルを踏み倒しながら進んでいる、という状況です。少しでも早く仕事に慣れ、周りが見渡せるようになりたいです。

【DF】
最後に後輩たちにメッセージをお願いします!

【有野】
就職活動はタイミングだと思います。全然だめな時期もあるかもしれませんが来るべきチャンスのために、ポートフォリオや履歴書の準備は怠らないようにしてください。その準備のために、学校の先生や周りの人にアドバイスや添削をしてもらうなど使えるものはすべて使ってください。私は学校、前職の会社(建築関係)の上司、大学OB、ハローワークなど頼りました。ハローワークは親身に相談に乗ってくれて向こうから紹介もしてくれるのでなかなかよかったです。

(それと、前職を辞めてオープンデスクに参加する際は、オープンデスクが無給であってもハローワークによっては労働とみなされてしまい雇用保険の受給がその分遅れてしまう可能性があるので注意する必要があります。)

2013年12月取材