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デザインファーム卒業生 西本 康人さん

卒業生インタビュー

西本 康人 さん

就職先:日比生寛史建築計画研究所
クラス:昼間部 建築設計スタジオ
入学時年齢:25歳
入学前:会社員(商社勤務)

日比生寛史建築計画研究所に勤める西本さんにお話を伺いました。

【デザインファーム(以下、DF)】
現在はどんなお仕事をされていますか?

【西本さん(以下、西本)】
今は事務所の住宅コンペのお手伝いが中心です。来年からは事務所の先輩の仕事を引き継ぐことになっています。一人で全て引き継ぐことになるので、ちょっと大変そうですが、それだけやりがいはあるかな、と思っています。

【DF】
建築家になろうと思ったきっかけは?

【西本】
すごく小さいとき、小学生くらいの時だと思います。父が設備業を営んでいて、そこで描かれる設備の図面にあこがれていました。お父さん、かっこいいなぁ、自分も描いてみたいなぁ、と思ったのが最初のきっかけです。中学校、高校の時はサッカーに夢中でした。サッカーの選手になりたい、と思っていたぐらいです。でも、高校3年生で進路を考えるとき、サッカー選手は無理だと思ったので、建築の勉強をするために専門学校に行きたい、と両親に相談したんです。そのときは、あまり知識がなくて、建築の勉強をするのは専門学校だけだと思っていました。でも、両親には「大学は出ておけ」と言われ、普通に文系の大学に進学。4年間終わった後に、建築とは関係のない会社に就職しました。実はそのとき、会社は3年間でやめて、建築の道に進もうと決めていました。そして、会社での3年間はとにかく社会の一般常識を身につけようと思いました。建築の仕事をやってみたいと思っていましたが、一方で一般常識からかけ離れた考え方を持つのは嫌だったんです。会社での3年間は、よい上司にも恵まれましたし、人としてものを考える基本をしっかり身につけられたと思います。

【DF】
デザインファームではどんなことを学びましたか?

【西本】
クラスの人たちは、みんな建築が好きで、建築を真剣に考える、そういう人の集まりです。そんな仲間と課題をこなし、最後の講評会では、集中して取り組んだ後に得られる喜びのようなものをすごく感じました。それは今まではなかった体験です。例えば、大学のときなんて、単位を取るための一夜漬けでやった勉強があったけれど、そのときには全く感じられなかったことです。やりきった後の充実感。人からよい評価が得られなくても、次につなげられる。全力を尽くして何か一つのものをつくりあげると、その結果がよいにしろ悪いにしろ、充実感が得られるんです。

【DF】
プロとしての今後の目標は?

【西本】
独立ですね。やっぱり父親の影響はあると思います。時々、どうやれば会社って起こせるんだろう、と考えるのですが、そんな事を考えると、父親はすごいな、と思います。あと、会社勤めしている時から、責任の所在と言うことも気になっていて、自分で責任を負える立場になりたいです。ただ、直近の目標は12月以降の事務所での業務ですがね。

【DF】
最後に後輩たちにメッセージをお願いします!

【西本】
いろいろな事に関心を持つ。良い友達を持つ。できたら、異業種のよい友人をもつ。他の仕事を知ることで世界も広がるし、勉強にもなります。最近多いのは、あ、その考え方は建築で言えばこういう事何じゃないか、と自分のやっていることをベースに理解できることが増えていると言うことです。

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