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武川 正秀さん

電機メーカーから設計事務所へ転職

武川 正秀さん

入学前:電機メーカー勤務
26歳で昼間部入学
勤務先:泉幸甫建築研究所

大学卒業後、電機メーカーに就職。身のまわりのものに対する興味がインテリア、そして空間設計へと広がり、会社を辞めてデザインファーム建築設計スタジオに入学。昼間部建築設計スタジオ2年間の課程を修了。現在は独創的な和の空間設計で注目される「泉幸甫建築研究所」に勤務し、住宅の設計に取り組んでいる。

好きなものは好き。
だから、 「好き」が共感されるよう、感性を磨きたい。

現在のお仕事は?
泉幸甫建築研究所で、主に戸建住宅の設計に取り組んでいます。デザインファーム時代に泉幸甫氏の作品を知り、街中に里山のような緑と水の空間を創り出す作風に感銘を受けました。その豊かな空間を生み出すプロセスを近くで学びながら、設計をするための技術の習得と自分の感性を磨く努力をしています。
建築家になろうと思ったきっかけは?
電機メーカーに勤めながら、プライベートでは古い家具や雑貨を集めたり、日曜大工で部屋の改装をしたりするのが大好きでした。やがて、自分がいいと思うものだけ身のまわりに置きたいという欲求は、自分で空間を設計したいという思いに変わり、いつか自分の家を自分の手で設計することが夢になりました。そしてその思いが強くなった頃会社を辞め、デザインファームに入学することを決めました。
デザインファームで学んだことは?
入学前に何校か学校説明会に参加したのですが、「建築のおもしろさ」を語ってくれたのはデザインファームだけでした。現役の建築家が講師ですから、授業は実務寄りの内容が多く、当時は知識として覚えていただけのことでも、プロの現場に入ってから「このことか!」と気づくことが多々あります。また、僕と同じような社会人経験者の生徒も多く、異なった発想や感性をもとに自分の作品づくりに取り組む環境は、とても刺激になりました。
プロとしての今後の目標は?
当たり前のことなんですが、建築設計は施主と設計者と施工者がいて初めて成り立つ仕事。3者の関係がうまく絡んだとき、建て主にとってよい建物、よい空間ができるものなんだと最近強く感じています。自分の知識や感性を磨くのはもちろんですが、そんな人との蜜なつながりを大切に仕事ができればと思っています。
最後に、後輩たちに一言
何かを見て「いいな」と思ったら、その直感を信じること。デザインファームは的確なヒントや選択肢を与えてくれるけど、何かを感じて、考え、決めるのは自分自身だから。自分に素直に生きるのはとても大変なことですが、いつまでも楽しく、健やかに夢を追い続けてほしいですね。
2008年12月取材