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細川 淳一さん

建築資材販売から設計事務所、商品企画開発部門へ

細川 淳一さん

入学前:建築資材販売
24歳で昼間部(建築)へ入学
勤務先:パナソニック電工 住建デザイングループ

インテリアデザインの専門学校を経て建築資材の販売代理店に就職。 5年間勤務した後にデザインファーム建築設計スタジオ(昼間部建築設計スタジオ)に入学して建築のノウハウを学ぶ。卒業後、吉田研介建築設計室を経て、水回り商品をはじめとした数多くの建材を扱うパナソニック電工へ。現在3年目となり奮闘中。

とにかく建築が好き。やりたいと思うことにとことん挑戦してみるのも人生。

現在のお仕事は?
パナソニック電工にてマンションデベロッパーや住宅会社向けに商品の企画・開発の仕事を行う部署に所属しています。直近ではマンションや賃貸アパートなどを、まるごとリフォームするプロジェクトを進行中。自社の商材を使って、どれだけよい住空間を提案できるかということに全力を注いでいます。
建築家になろうと思ったきっかけは?
きっかけは高校時代に見た1つの椅子です。「こんな椅子が作れたらかっこいいな」と思って本や雑誌を調べていくと、椅子をデザインしている人には、建築家が多いということが分かって当時は相当テンション上がったなあと。漠然とはしていましたが、建築に興味を持ち始めて「この仕事なら一生飽きずに付き合って行けそう」と直感が走りました。そして、専門学校や住宅資材の代理店を経て「建築家になるためにもっと建築について勉強したい」という強い気持ちがデザインファーム入学へと導いたんだと思います。
デザインファームで学んだことは?
設計事務所さながらの実践的な要素がたくさん盛り込まれた授業を中心に、さまざまな角度から建築のスキルを身につけられました。少人数制や講師が現役の建築家ということで、現場視点から直接アドバイスして下さったり貴重な話を聞けたりと常に実務のイメージを沸かせることができたのも大きかった。実際、卒業後に入った設計事務所でも、デザインファームで身に付けたスキルが多くの場面で役立ちましたね。さらには、今のプロダクトデザインの職につながる大きなきっかけにもなったと思います。
プロとしての今後の目標は?
設計事務所での仕事は、実際に住む人と対話しながら住宅全体を作りをあげていくため、個々のお客様の要求を満たすことに重きを置いてました。でも、今やっている仕事は住宅パーツそのもののデザインなので、不特定多数のお客様を満足させることが必要不可欠に。商品が発売されるまで成功かどうかは分からないし、売れてこそ認められる世界なので難しいことも多いです。そのぶん、やりがいも大きくチャンスでもあるので、みんなに好まれるプロダクトデザインをもっと深く追求していきたいと思っています。
最後に、後輩たちに一言
私は、設計事務所での経験を経て現在の職に就きました。振り返ると、個々のニーズを満たす住宅作りの経験をしたからこそ、建築の見方に幅ができキッチンやユニットバスなどプロダクトデザインの魅力に気づくことに繋がったんだと思っています。このように、建築でも人生でもどんなことに興味が湧いてくるかは、やってみて初めて発見できることが多々あるのかなと。デザインファームは長い人生のワンステップで、次のステージへの道を開く勉強の場でもあります。ここで頑張ったり学んだりしたことはきっと将来のプラスになりますよ。一度きりの人生、好きなことに後悔のないよう全力で挑戦してみてください。
2010年8月取材