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自分にとってのべストを見つける

ようやく木々の紅葉が見られるようになり、秋が深まってきました。

学校選びをしている方々にとっては、体験授業に参加したり、説明会に行ってみたりとイベントが目白押しの時期

でしょう。そこで、今日は自分に合った学校選びについて、ちょっと考えてみたいと思います。まず、自分が興味

のある学校を探す、見つけるための情報収集はインターネットで、という人が大多数の今の世の中。

あとはその分野の専門誌や一般誌、学校情報誌から選ぶことになりますが、ここで得られるのは学校の基本的な

情報 (定員や学費、カリキュラムの概要、ポリシー)です。

自分の仕事や生活、経済的な状況と照らし合わせて、現実的に可能かどうかの判断がこれでできますね。

そして一番重要なのが、自分が学ぶ目的に合っているか。

学校のホームページや、学校案内(パンフレット)を取り寄せてみてチェックしてみましょう。必ず、その学校が

一番大切にしたい部分が書いてあります。でも、それが本当に自分に合っているか分からない、そもそも自分の

学ぶ目的まで見えていない、という人が多いと思います。そうしたら、今度は実際に現場に行ってみる。気になった

学校に、自分で足を運んでみるのです。試着してみて初めて、その洋服が自分に合っているかどうかがよく分かる

ように、実際に体験してみなければ、本当の良さも悪いところも分からないですよね。そこで、体験授業や

説明会、セミナーなどのイベントがあるわけです。

デザインファームでの体験授業を例に挙げると・・・実際に行われている授業さながらです。

いつも授業をしている先生が教えてくれ、各回10名前後の少人数制なのでマンツーマン指導。参加者と先生の距離

が近いので、雑談も交えながらざっくばらんに授業が進みます。・・・とは言っても、初対面の先生になかなか

質問がしづらい・・・という方もいるでしょう。そこは、アシスタントが気配を察知してフォローしますから安心

してください。体験授業が終わる頃には、必ず自分の作品が出来上がって持ち帰ることができます。

こうして学校の授業も受けてみて、説明会で詳細を聞いてみれば、自分が何を求めているのか、それがその学校で

実現できそうか、かなり具体的に見えてくるはずです。そして最後の決め手となるのが、学校の雰囲気。

相性や好み、と言ってもいいかもしれませんが、これは意外と大切なのではないかと思うのです。

昼間部に入れば、1日のうちの4分の1を学校で過ごすことになり、決して少ない時間ではない。

先生方や生徒のカラーが自分と合っていた方が、飾らない、嘘のないありのままの自分を伸ばしていくことが

できるのではないか、と思うのです。なぜなら、建築を考えるときのベースは自分自身の感性だから。

その感性を信じることができて、磨ける場所がその人にとっての良い学校になるはず。

だから、ぜひイベントでもない、なんでもない日に学校を訪れることをお勧めします。

普段着のデザインファームで、自分自身が入学した時のことをシュミレーションしてみませんか?

ご予約などは必要ありません。

学校が開いてるか心配な方はお問い合わせいただいて、お好きな時間にいらしてください。

授業中でも大歓迎!

色々な方のお越しを、お待ちしております。

(米原 まり子)