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モノづくりの世界では、他の商品とは一線を画す、明確な“売り”を打ち出すことが重要です。しかし、その“売り”が、材料や品質、性能だけでは、やがては安さで勝負をする価格競争へと追い込まれていくでしょう。もちろん、商品の品質や性能を高める工夫は
大切ですが、それは作り手として当然の努力。お客様から選ばれるには、ほかにはない「オリジナルな魅力」が不可欠になってきます。そんなモノづくりの世界で、何を売りにし、いかに差別化をはかるか。いまや、その見極めができた人や企業だけが生き残る時代といえるでしょう。
建築設計――とくにマンションやテナントビルの設計においては、「デザイン」こそが重要なポイントとなっています。耐震構造をはじめとする性能や品質は基本スペックであり、そのうえでさらに魅力あるデザインを備えていることが、売れるマンション、テナント
が集まるビルの絶対条件なのです。
そして、デザイン=意匠設計のチカラは、いまや戸建て住宅においても大きな意味を持ち始めています。マスメディアを通じて多くの人々が「建築家」を知り、その「デザイン性」に注目するにつれ、建築家を指名して設計を依頼するケースが急増しているのです。
『日経アーキテクチュア』のアンケートによれば、「住宅を新築するときに建築家に頼む」と回答した人は約30%。すでにこれだけ多くの人々が住宅にデザイン性を求め、デザインにお金をかけることで“自分らしい住まい”を手に入れたいと考えているのです。
こうした社会のニーズを背景に、本講座は建築関係の実務経験者を対象に、少人数クラスでのマンツーマン指導による設計演習を通じて、意匠設計のスキルアップを目指していきます。意匠設計とは、建築物の意匠=デザインをすること。同時に、施主との打ち合わせから確認申請、構造設計や設備設計まで統括する統括設計の役割であり、高い構想力と計画力、さらに豊かな感性とバランス感覚が必要とされます。これらのスキルをトータルに研鑽していくため、本講座では基本を再確認することからスタート。第1課題として住宅設計の構想、模型製作、製図など、意匠設計の基礎を演習。その後、チュートリアル(カリキュラム相談)によって受講者の方のニーズにあった第2・第3の課題を設定し、短期間でも無理なく意匠設計のチカラを高めていきます。さらに、講義授業では即仕事に活かせるヒントとなるよう、意匠設計の肝をわかりやすい“レシピ”として伝えていきます。
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